海のいきもので音あそび♪おうちでも出来る夏を楽しむレッスンアイデアを紹介|どれみ広場

夏は“音”が生き生きする季節です。
波の音、セミの声、そして海の中のいきものたちの動きも、ぜ〜んぶ音楽にできるんです!
今回は、「海のいきもの」をテーマにした音あそびのアイデアをご紹介します。

目次

🐙 1. タコ・クラゲになってゆ〜らゆら

音楽に合わせて、子どもたちがタコやクラゲになりきって、体をゆ〜らゆらとスローに動かします。
テンポが速くなると、「クラゲが波に流されちゃう〜!」という声も飛び出して、笑顔いっぱいに♪

いきものの動きをまねることで、拍の流れやテンポの変化を自然と体で感じられるようになります。
さらに、「タコはどんな動きかな?」「クラゲはふわふわかな?」と想像しながら表現することで、観察力や創造力も育まれます。

リトミックの導入としてもぴったりな、楽しくて学びの詰まった音あそびです♪

🐋 2. クジラのジャンプをドーン!

太鼓やタンバリンを使って、大きなクジラが海からジャンプする音を表現してみましょう。
「ドーン!」「ザバーン!」と元気いっぱいに音を鳴らしたあとは、波が静まる様子を「しーん…」とそっと表現してみるのもおすすめです。

こうした活動を通して、音の強弱(ダイナミクス)や静と動のコントラストを体感できます。
子どもたち自身が音のイメージをふくらませて、「この音は大きくて遠くまで届く感じ!」「これは水しぶきかな?」など、音楽的な表現力や想像力も自然と育っていきます。

「大きな音を鳴らしていいんだ!」という体験は、自己表現の自信にもつながります♪

🦀 3. カニ歩きでリズム練習

「カニ・カニ・カニ」と声に出しながら、横にスッスッと歩く“カニ歩き”にチャレンジ!
楽しみながらリズムに合わせて体を動かすことで、拍の感覚が自然と身につきます。

慣れてきたら、「カニ・カニ・カニ」で3拍子、「カニ・カニ・カニ・カニ」で4拍子など、拍子の変化に合わせてステップを変えてみるのもおすすめです。

リズムが変わると、「あれ?動きがちがう!」「ちょっとむずかしいけどおもしろい!」と、音と動きの関係に気づく体験につながります。
さらに、「ストップ!」や「反対まわり!」などの合図を入れると、集中力や反応力を育てる遊びにも発展します♪

🌻 夏の「音」を遊ぼう!

海の波、風のそよぎ、セミの鳴き声、スイカをかじる音…
夏は子どもたちの五感をくすぐる“音”にあふれています。
そんな音たちをリズムや動きに変えて楽しむことで、感性を育てる豊かな音楽体験が生まれます。

おうちでも、教室でも、身近な素材やいきものをヒントにした音あそびなら、すぐに始められます♪
「聞いて」「動いて」「まねして」「考えて」
音楽だけでなく、考える力(論理)・感じる力(感性)・表現する力(創造)がバランスよく育まれていきます。

子どもたちが自分の“音”を見つけて、のびのびと表現できるように。
そんなきっかけを、夏の音あそびがきっとくれるはずです☀️✨

そして、カニの動きからリズムを想像するのは【科学:動きの観察】や【数学:拍の数やパターン】、
クラゲの音を表す工夫は【芸術:創造力・表現】、クジラのジャンプ音をどう表すか考えるのは【エンジニアリング:音のしくみへの気づき】につながります。

音楽あそびは、STEAM教育のすべての要素に触れられる「五感で学ぶ入り口」なのです。

🎁 ワークと合わせてもっと楽しく!

どれみ広場の教材「うみのいきものワーク」は、これらの「音あそび」に最適!
ワーク(PDF)のデータを印刷して作る「海のいきものカード」は、子どもたちが大好きなイルカやニモ(クマノミ)のカードがあり、楽しく学びながらリズムあそびができるようになっています。

👉 ▶ ワークの詳細はこちら

どれみ広場では、子どもの「できた!」を応援するオリジナル教材や音楽教育に関する情報を発信しています。
みなさんも夏限定の音あそびを今すぐ試してみませんか?

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